アナログ電波時計で時間がズレる場合の対処法

時間がズレないはずの電波時計がズレるようになったときに、自分でできる対処法を紹介します。

私はCITIZENのEXCEED(エクシード)というソーラー電波式の腕時計を持っているのですが、購入してから10年以上、故障はもちろん電池交換すらせずに使ってきました。ところが最近、購入14年目にして初めて不具合っぽい状態になりました。

ある朝、駅まで向かう途中、電車の時刻を気にして腕時計を見てみると、なんだか感覚よりも遅い時刻を指しています。出発した時間からすると時間ギリギリのはずが5分くらい余裕をもった時刻になっています。気になってスマホで時刻をチェックするとやはり時間が6分ほどズレてしまっています。

前日の電波の受信が悪かったのかなと思いつつ、手動で正しい時間に合わせ、その日はそれ以後時間がズレることなく過ごすことができました。しかし、次の朝。電車時刻を気にして腕時計を見るとまた時間がズレてしまっています。それから数日、たまに時間がズレていない日もあるものの、大抵は時間がズレている日が続きました。

購入から14年。さすがに故障に至ったか…と思いつつ修理代がどれくらいかかるか調べてみると、メーカで修理すると1万円以上はかかります。1万円かぁ…なんとか自分で直せないものかなぁ。そこで、時刻ズレの発生傾向を冷静に思い返してみました。すると以下のような傾向がありました。

  1. ズレる時間は毎日同じで、だいたい6分遅れ
  2. 手動で一度時刻合わせすると、その日一日はズレない
  3. 合わせたはずの時刻も、翌朝また6分ほどズレている
  4. カレンダーは意図的にズラしても翌朝には元に戻る

これらのことから、時刻を刻むところの構造(ギアとか駆動減とか)は故障していないが、電波を受信して正しく時刻を合わせようとしているところがズレてしまっているのではないかと考えました。そこで、改めて時計の修理方法をgoogleで検索してみると…なんと!解決方法がありました。電波で時刻合わせするために、内部に基準位置というものを持っているようで、そこがたまにズレることがあるとのことで、そのズレを修正すれば直る場合があるとのこと。これなら自分で直せそうです。

早速CITIZENのサイトから自分の時計の取扱い説明書を入手。手順にのっとり基準位置を確認すると、予想通り基準位置がズレていました。そして、私の時計はまた元通りの正しい時を刻むようになりました。ホッ(´。`)>

時刻がズレたときにこれで全部がなおるかどうかはわかりませんが、お金をかけずちょっとした手間で修理することができますので、同様の症状が出たときにはまず試されてみることをおススメします。

 


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