2016年2月 草津国際スキー場

2016年2月に草津国際スキー場に行ってきました。今年は記録的な雪不足ということもあって、ゲレンデ内でも土が見えたり雨が降ったりするなど、2月とは思えないコンディションでした。

今回は、町田から関越道へ出るルートとしては圏央道を経由するルートを選択しました。
朝7時半に家を出発し、東名町田インターから高速に乗り、関越自動車道の高坂サービスエリアに8時半に到着。渋滞がまったくないのですいすい走り、草津最寄りの高速インターである渋川伊香保インターには9時半に到着しました。最寄りのインターといってもそこから一般道を延々60km走らないと草津国際スキー場にはたどり着けません。ナビは国道353号を通るルートを示しているので、ナビのままに延々走り続けること1時間30分ほどで草津国際スキー場に到着しました。

事前にネットを調べたところでは県道35号を使ったほうが信号が少なくて早く着くと書かれている記事も見かけましたが、帰りに使ったところ確かに信号は少ないように感じたものの、353号に比べると生活道に近いので、道のわきを歩いたり自転車に乗っている人がいたりして運転に気を使うのと、トータル1時間半の時間が10分程度短縮できるだけなので、個人的には353号でナビの指示通り走ってみるのでも良いかなと感じました。(あくまで運転嫌いの個人の感想です)

事前に見ていたスキー場マップからキッズパーク近くのゲレンデ脇にある第4駐車場に向かいましたが11時過ぎではさすがに満車になっており、その隣の第6駐車場に案内されました。第6駐車場からゲレンデまではせいぜい200メートルほどですが、子連れの荷物の多さには結構こたえました。ゲレンデにつくとまず雪の少なさを感じました。(写真)

草津国際スキー場 天狗山ゲレンデ
天狗山ゲレンデレストハウス付近
草津国際スキー場 天狗山ゲレンデ
天狗山ゲレンデ

写真を見た限りではわかりにくいかもしれませんが、レストハウスの屋根上に雪がまったくないとか、ゲレンデ内に土が見えるところに雪の少なさが表れています。しかもこの日の気温は10℃近くもあり春スキー並みの暖かさで、雪がかなりゆるんでいて春スキーの様相でした。

リフトに乗って山頂をめざすと、青葉山ゲレンデ付近に差し掛かったところで温泉の臭いがしてきました。子供は「卵のにおい~」とかはしゃいでいましたが、スキー場内で硫黄のにおいがすることは今まで経験したことがなく珍しい体験でした。さすがは温泉地!

草津国際スキー場 御成山ゲレンデ
御成山ゲレンデ
草津国際スキー場 青葉山ゲレンデ
青葉山ゲレンデ

青葉山ゲレンデは斜度が急な部分は特に土の露出が激しく、ニュー板で行くのはちょっとためらわれました。次はロープウェイに乗って山頂を目指します。たまたま行く前の週にテレビで草津が取り上げられており、頂上からの景色が絶景と紹介されていたので期待して行ってみました。ただ…絶景かどうかは写真を見て各自の感想に任せたいと思います。

草津国際スキー場 ロープウェイ山麓
ロープウェイ山麓駅
草津国際スキー場 ロープウェイ山頂
ロープウェイ山頂駅

山頂から滑るルートとしては振子沢コースと清水沢コースの2つがあり、草津国際スキー場のホームページでは振子沢コースが人気No.1コースで斜度も緩いと書かれてありました。今回は、子供(ボーゲンからパラレルへ移行するレベルで中級コースくらいは滑れる)と一緒に山頂まで来たので、安全策をとって振子沢コースを選択しました。振子沢コースはたしかに斜度はさほどではないですが全般的に幅が狭い。うちの子はちょっと急な部分でターンしきれずに壁に突き刺さってしまったりするくらい。次の日に清水沢コースも滑った印象では清水沢コースのほうが幅が広く人も少ないので個人的には同じくらいの難易度のように感じました。

今回が初めての草津国際スキー場でしたが、印象をまとめると下のような感じです。
・ドーンと広く長いゲレンデは無く、林間コースが主体
・青葉山ゲレンデ付近は硫黄の臭いがしており、かなりユニーク(さすが草津!)
・山頂からの景色に過度な期待はしないほうが賢明

今回は、せっかく2月に来たにも関わらず雪不足と高い気温でスキー場としての実力をちゃんと見れなかった面は否めません。寒くて雪が多い状態でもう一度来てみたいと思います。


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