最高のコンディション!2017年2月越後中里スキー場

2017年2月に越後中里スキー場に行ってきました。昨年の3月末には、雪不足のために予定していた前の週ににスキー場が終了になり行くことができませんでした。今年は満を持して2月のハイシーズンに行ってきました。

1月の経験をもとに、今回は圏央道を通って関越道へ入るルートを選択しました。朝8時に家を出発し東名町田インターから高速に乗ると関越道はすでに事故渋滞が2カ所発生しており、双方とも10km以上の渋滞が発生しているとのこと。関越自動車道に合流するとすぐ渋滞のため、その前に一度休憩をしておこうと9時10分に狭山パーキングに入りました。

圏央道のパーキングは、圏央道自体が比較的新しい道路ということもあって、施設が最新できれいという印象をなんとなく持っていました。実際、厚木パーキングのトイレを利用したときは、トイレの中にディスプレーが複数配置されていたり、凝った内装だったりして、良い意味でショックを受けたものでした。今回の狭山パーキングのトイレ、別に汚いとか古いとかそういうことではないのですが、並んで空いた順で入った個室トイレが和式でした。最近はデパートなどのおしゃれな施設だけではなく、公共施設でも洋式しか見ないことが多いため、きれいで最新という思い込みを持って入ったところで出くわした和式トイレに、なんだかやられた感を感じました。

さて、狭山パーキングを出て関越道に入ると情報通りの渋滞が。渋滞発生から1時間以上は経過しているのでだいぶ流れるようにはなっていましたが、それでもノロノロ運転で進んでいき駒寄パーキングで二回目の休憩をとった時には11時を過ぎていました。駒寄パーキングは、ウィンタースポーツのハイシーズンということもあってスキー/スノボツアーと思われる団体が大勢いました。スキー/スノボ客という特性からか男性客の割合が高く、珍しく男子トイレが大渋滞していました。そして、湯沢中里スキー場最寄りの高速インターである湯沢インターには12時に到着しました。

ちょうどお昼時。スキー場のゲレンデ食というとだいたい食べるものは限られるので湯沢近辺の有名な食事処を探してみると、湯沢駅近くに「中野屋」というへぎそばの有名店が見つかりました。「へぎそば」というのは新潟のほうの有名なそばらしく、これはぜひとも食したいと思い店の方へ車を走らせると店の前にはすでに何人かの待ち列ができている様子。また、駐車場はすでに満車になっており今回は断念しました。

越後中里スキー場は横に広いスキー場で、ふもとのゲレンデサイドに休憩所としておかれたブルートレインが特徴のスキー場です。ブルートレインの中では持ち込みの食事もできるのでその中で昼食を食べる人も多く、次回以後は節約のためにコンビニで昼食を購入してから来ても良いかなと思いました。駐車場はブルートレインに沿って横に長い駐車場があり、どこに車をとめてもブルートレインを挟んでゲレンデにすぐ行ける便利な作りになっています。ブルートレイの中はかつての電車の状態のままの車両や、靴を脱いで上がるお座敷車両など、車両によって中の状態が違うので使いやすい車両を選んで入ることをお勧めします。

この日は雲もない晴天で、気温は7℃と寒くはないので日なたの雪は多少ゆるんではいるものの、ゲレンデ内は掘れたりしていなくて滑りやすいコンディションでした。高速リフトでのぼった先のパノラマコースは中級コースということですがバーンがフラットで横幅も10m程度はあって落下することはないので、子供でもボーゲンで苦も無く滑っていました。

湯沢中里,パノラマコース,
パノラマコースの眺望

コース中腹にある「なんちゃってアスレチック」というエリアは、コース脇の鐘を手やストックで鳴らしながら滑ったり、林間を滑りぬけたり、チューブでできた直径1mほどのトンネルをくぐったりして、ちょっとスキーが滑れるようになった子供たちが楽しんでいました。

このスキー場の難点をあえて挙げるならキッズパークです。1000円かかる割に遊具がなく、滑り降りる系の遊び中心で設計されているので、幼稚園以下の子供をつれていくとせいぜい30分で飽きてしまうと思いました。余談ですが、すぐ隣の中里スノーウッドスキー場のキッズパーク(ゆきゆきランド)は今まで見てきた中で最高のキッズパークであり、こちらをお手本に改良されると良いかもしれません。

湯沢エリアは雪の水分が多くて丸めたり山を作ったりがしやすく、これは子供遊びにおいてはかなりの有利な点だと思います。そり遊びだけでなく、雪遊びをすることもできるので。雪玉をつくるプラスチック遊具を転がしておいたり、砂遊びでつかうようなバケツ/スコップなどを自由に使えるようにしておくだけで、子どもは相当長い間遊びますし、その遊びの中では積極的に体を動かして雪山を作ったりするので体がすぐに冷える心配もなく、親としては年下の子供に飽きられることを心配せずにいられるので気持ち的にかなり楽になります。まだ長男が小さかった頃は、スキーなんて全然上手に滑れずに一日3本リフトに乗る程度でしたが、雪遊びだけは熱心に飽きずに続けていました。そしてその頃はよく中里スノーウッドスキー場を利用していました。今は、予算の都合でエンゼルグランディアホテルに泊まれなくなり、スノーウッドスキー場のゲレンデの難易度も成長した子供たちには簡単すぎるので使うことはなくなりましたが。

翌日、第2ロマンス上の初級コースとの間にある急斜面でバッジテストが行われていました。前日滑った時にも崖のような急斜面がコースになっていることはわかりましたが、なるほどバッチテストのコースになっているので納得がいきました。子供がもう少し上達したら一緒にバッチテストにも挑戦したいと思います。


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